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【紺ブレの秘密】ダブルジャケットの意外な起源とは? 

はじめに


いつもポートサ―ビスのブログを読んでくださり、ありがとうございます。以前、こちらの記事でセーラー服の意外なルーツについてご紹介しましたが、今回は、ファッションの定番アイテムであるダブルジャケットにスポットを当ててみたいと思います。水兵 セーラー

ダブルジャケットといえば?


ダブルのジャケットというと、映画「タイタニック」で船長が着ていた重厚なダブルブレストジャケットの姿を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。その威厳あるデザインは、まさに階級や権威を象徴するアイテムとして知られています。

現代のファッションにおいても、フロントボタンが2列に配置されたダブルジャケットは、シングルジャケットよりもフォーマルな場面や、洗練された印象を求める際に選ばれる定番アイテムです。また、日本では1990年代のバブル期の象徴的なファッションとして広まり、その後もクラシックなスタイルとして愛されています。

さて、そんなダブルジャケットの起源にはいくつかの説があり、そのうちの一つが海軍に関係していることはご存知ですか?ここからはいくつかある説を紐解いていきたいと思います。
ダブルジャケット

ダブルジャケットの起源


ポーランド騎兵から海軍へ


前合わせがダブルの上着は、ポーランドの騎兵隊の服装にあると言われています。乗馬の際、風が入らないように前合わせがダブルに仕立てられたと言われており、18世紀には、広く軍服として採用されるようになりました。
イギリス海軍のイメージ

英国海軍とブレザー号のエピソード


ダブルのジャケットといえば、ネイビーの生地に金色のボタン、すなわち紺ブレを思い浮かべる方も多いかもしれません。19世紀、ヴィクトリア女王が軍艦ブレザー号を訪問した際、艦長が乗組員に英国海軍の金属ボタンをあしらったネイビーブルーのダブルブレストジャケットを着用させたという説があります。女王がこの凛々しい姿を大変気に入り、海軍全体で採用されるようになったと言われています。ジャケットの名称として『ブレザー』が認知された象徴的な存在でもあります。

また、冷たい海風が吹き付ける甲板では、防寒対策が欠かせません。風の向きによって前合わせを左右どちらにも変えられるダブルのジャケットは、過酷な環境で働く船員たちの制服としても定着していきました。

おわりに


今回はダブルジャケットの意外なルーツについてご紹介しました。セーラー服に続き、また一つ、船とファッションの繋がりを発見できました☺️ちなみに、1990年代を彷彿とさせるダブルのジャケットは、昭和レトロブームとともに復活の兆しを見せているようです。時代って巡るんですね🕺✨
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。次のブログもお楽しみに🎵

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参考文献
ブレザーWikipedia  
Blazer(ブレザー)を考える。

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