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2024年01月16日 [横浜の通船・ラインボート ]
船と海にまつわる めでたい模様【宝船と青海波】の意味とは?
はじめに
2024年の1月も半分が終わろうとしていますね。そろそろ成人式か…なんて思っていたら、2024年の成人式は1月8日だったとか。(新制度が導入されて1月の第2月曜になったそうです💦)
成人式といえば、振袖。見るだけで心華やぐ振袖や和服には、実は数々の海や船にまつわる文様が使われています。そんなわけで、今回のブログでは海と船にまつわる代表的な文様を2種類紹介したいと思います。
宝船
まず1つ目は宝船。名前を聞いただけでもめでたい雰囲気ですね。宝船は七福神や宝物を乗せた船のことで、縁起物のシンボルとして見たことがある方も多いかもしれませんね。
宝船の模様は船が波を切って進む様子を表現しています。船が進むことは成功や繁栄を意味し、また、波は困難や試練を表していますが、その中を船が進む様子が幸運な未来への希望を象徴しています。宝船についてはこちらのブログでも紹介しています。
引用元:むす美 宝船について
青海波(せいがいは)
半円が連なったような文様は、青海波と呼ばれる波を扇状にデザインした模様。よく見かける文様ですが、名前は知らなかったという方も多いのではないでしょうか。
青海波は無限に広がる穏やかな波に未来永劫と、平和な暮らしへの願いが込められています。もともとは雅楽『青海波』を舞うときに、この文様の衣装を身に着けたとされています。
おわりに
波は海岸に打ち寄せ、引き返すことを永遠に繰り返します。その美しい一瞬一瞬を描いた波の文様や、波を乗り越えていく船を描いた文様は『新しい始まり』や『次の波がやってくるチャンス』を感じさせてくれますね。
今回は船と海にまつわるおめでたい文様を紹介しました😊次のブログもお楽しみに。
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画像引用:むす美 宝船について