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2023年02月28日 [横浜・みなとみらい情報]
横浜三塔は○○の象徴【キングの塔・クイーンの塔・ジャックの塔】
はじめに
一月往ぬる二月逃げる三月去る…とはよく言ったもので、年が明けたばかりだと思っていたら、2月ももう下旬。早いですね💦
そこで今回はポートサービスが拠点を置く横浜から、一足先に3月の話題をお届けします🌸
3月10日といえば○○??
記念日は数あれど、こんなにしっくりくる語呂の日もなかなかないのでは?という記念日が横浜にはあります。それが、3月10日の横浜三塔の日。毎年3月10日には横浜三塔にまつわるイベントも開催されています。ここからは、横浜三塔って何?という方のために、横浜三塔を詳しく紹介します🎵
ちなみに、3月10日は他にも砂糖の日・ミントの日・水戸の日…と、たくさんの記念日が制定されていますよ😊
横浜三塔とは
横浜三塔は、神奈川県横浜市中区の関内地区にある、塔を持つ3つの建物の愛称。三塔はそれぞれキングの塔・クイーンの塔・ジャックの塔と呼ばれ、横浜三塔と総称されています。
建物に塔があるなんて、外国からの文化がいち早く入ってきた横浜ならではですね。トランプになぞらえたネーミングも、外国船のクルーが付けた愛称だそうですよ😊
❖キングの塔(神奈川県庁本庁舎)❖
関東大震災で焼失した旧県庁舎の再建にあたり、昭和初期に流行した帝冠様式を取り入れ、1928年(昭和3年)10月31日に完成しました。鉄筋コンクリート造の洋式建築に和風の屋根を冠したデザインが特徴。屋根に注目すると、それぞれ個性があって楽しいですね🎵❖クイーンの塔(横浜税関)❖
1923年(大正12年)の関東大震災で庁舎が倒壊焼失し、復興事業の一環として1934年(昭和9年)に完成しました。本関庁舎は緑青色のドームがシンボル。完成当時は横浜で最も高い建物でした。❖ジャックの塔(横浜市開港記念会館)❖
関東大震災時に全焼したものの、初期の建築を復元するかたちで1927年(昭和2年)に再建されました。再建時に省かれたドーム部は1989年(平成元年)に再建され、同時に国の重要文化財にも指定。時計塔の高さは約36m。関東大震災後、構造補強が施されました。復興の象徴〜横浜三塔〜
開港して以来、横浜のシンボルとしてそびえ立つ三塔。横浜で三塔の日として親しまれている3月10日は東京大空襲がありました。神奈川のお隣、東京都では、戦争の惨禍を再び繰り返さないことを誓い、3月10日を「東京都平和の日」と定めています。横浜も東京と同じように関東大震災、東京大空襲といった数々の困難に見舞われました。そのたびに再建された横浜三塔は復興の象徴でもあるんですね。
おわりに
いかがでしたか?東京大空襲で犠牲となられた方々を追悼するとともに、今回のブログが平和の意義を確認するきっかけになれば幸いです。
では次回もお楽しみに🎵
お立ち寄りの際は最新の情報をご確認ください💁♀️
■横浜市開港記念会館
所在地:横浜市中区本町1-6
開館時間:9:00〜22:00
※通常時の見学時間は10:00〜16:00、一般公開日(毎月15日近辺)は10:00〜18:00
休館日:毎月第4月曜日(祝日・休日のときは翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
交通・アクセス:みなとみらい線 日本大通り駅出口1から徒歩1分、JR京浜東北線・根岸線 関内駅南口から徒歩10分、横浜市営地下鉄 関内駅出口1から徒歩10分
問い合わせ先:045-201-0708(開館日の9:00〜22:00)
URL:横浜市開港記念会館
■神奈川県庁 本庁舎
所在地:横浜市中区日本大通1
展示コーナー開放時間:9:00〜17:15
休庁日:土・日・祝日
交通・アクセス:みなとみらい線日本大通り駅県庁口出口すぐ、JR京浜東北線関内駅、横浜市営地下鉄から徒歩約10分
問い合わせ先:神奈川県庁 TEL045-210-1111(代表)
■横浜税関資料展示室(クイーンのひろば)
所在地:横浜市中区海岸通1-1 横浜税関本関1F
開館時間10:00〜16:00(7月、8月は10:00〜17:00)
入場料:無料
休館日:年末年始及び毎月第4水曜日
交通・アクセス:みなとみらい線日本大通り駅から徒歩3分、JR京浜東北線関内駅から徒歩15分、JR京浜東北線桜木町駅から徒歩20分
問い合わせ先:税関広報広聴室TEL045-212-6053、FAX 045-212-5535
URL:横浜税関