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2022年07月14日 [船の豆知識]
海でプカプカ浮いてる桟橋、ポンツーンってなんだ?
はじめに
ポートサービスの船が係留されている横浜・象の鼻パーク。いよいよポンツーンの改修工事が始まりました。ここまで読んで、ポンツーンって?と思われた方、今日はたっぷりポンツーンをご紹介します💁♀️
ポンツーンとは
木や鉄、鉄筋コンクリートの平底の箱舟のことで、水上に浮かんだ桟橋のことをいいます。
なんで水上に浮いているかって?
それは潮の満ち引きの差が激しい港湾では通常の橋では段差が大きくなってしまうから。そのため、水上ではこのような平底の箱船をつなげて浮桟橋として使っています。この箱船で出来た浮桟橋自体を港湾用語でポンツーンと呼びます。
実際に歩いてみると海に浮いているだけあって結構揺れるんですよ👀
ポンツーンの歴史
こちらのポンツーン、かなり年季が入っていますよね。象の鼻パークにあるポンツーンは数十年に渡って乗降に使われてきました。また、象の鼻で使われる前は他の場所で使われていたとか。
横浜の海の歴史を知るポンツーン。いよいよ卒業を迎えようとしています👏🎉
象の鼻パーク付近の水深は3メートルほど。長〜い杭を打って、ポンツーンを固定しています。写真で確認できる長い柱が杭です。
現在は潜水による点検作業が始まったところですが、改修工事は数か月に渡って行われます。新しく生まれ変わるポンツーンが早くも楽しみですね。年季の入ったポンツーンが見たい方は、象の鼻パークにお出かけください💨
おわりに
今回ご紹介したポンツーンって、日常生活では聞きなれない名称でしたね。編集を担当しているYは初めはポンツーだと勘違いしていました(笑)
これからもポートサービスのブログでは船の魅力が伝わるような情報を発信していきます。では次のブログもお楽しみに〜🎵
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資料引用
ポンツーン - Wikipedia
ポンツーンとは|クルーズ・船用語時点 | 【ホテル人材バンク】
横浜港 象の鼻地区(象の鼻パーク) 横浜市