2023年11月21日 [横浜の通船・ラインボート ]
【海上自衛隊】決まった曜日にカレーを食べるのはなんで?あなたの知らない艦めしの世界【砕氷艦しらせ 乗船記#2】
はじめに
さて、前回は『砕氷艦 しらせ』の乗船記を、貴重な船内の写真と共にお伝えしました。『まだ見てないよ』という方は、こちらのリンクから前回のブログもご覧ください🎵
※動画リンクはブログの最後に記載してあります。
今回は海上自衛隊の“食”をテーマに紹介します。このブログを読んだら、海上自衛隊がもっと身近に感じられるかもしれません😊
艦めしとは?
海上自衛隊の艦艇や部隊で提供される食事は、『艦めし』と呼ばれ、海上自衛隊の食文化として、多くの人々に親しまれています。
厳しい自然環境や過酷な任務にあたる自衛隊員。必要な栄養を補給したり、体力の維持増進を図るには、“食”がとても大切です。そこで、海上自衛隊では給養員という専門の隊員が調理を担当しています。海上自衛隊の方にお話を伺ったところ、『暖簾を立てて、ラーメン屋さんのような雰囲気を作ってくれたこともある』なんて、素敵なエピソードを聞かせてくれました😲
現在、海上自衛隊レシピサイトでは、約250種の艦めしのレシピが公開されており、国産の水産物をはじめ国産食材の消費拡大に資する取り組みが行われています。
○○は海上自衛隊のソウルフード?!
海上自衛隊と食と聞いて、どんなレシピを思い浮かべますか?
『カレー!』と真っ先に挙げる方も多いのではないでしょうか。毎週決まった曜日に食べるのは有名な話題かもしれませんね。
さて、海上自衛隊の艦めしカレーは、各艦艇や部隊ごとにレシピが異なり、海上自衛隊の食文化として多くの人々に親しまれています。カレーは栄養豊富で美味しいだけでなく、海軍時代から続く伝統でもあります。出典:海上自衛隊 ホームページ
なんで決まった曜日に食べるの?
海上自衛隊では毎週金曜日のお昼にカレーを食べます。なぜ決まった曜日に食べるのでしょうか?
諸説ありますが、船上生活が長くなるため、曜日感覚を忘れないようにするという意味あいがあるそうです。
体験乗船した際に伺った話だと、例えば3時間働いて、6時間休む➡3時間働いて、6時間休む…といった具合に、昼夜を問わない働き方が基本だそうです。昼夜逆転、曜日感覚も失われていく…そんな時にカレーを食べることで、曜日や時間の感覚を取り戻すのだそう。
体験乗船したのはたまたま金曜日だったので、私たちもカレーを頂きました😊
▼しらせの食堂にて。カレーパンで乾杯
おわりに
今回は海上自衛隊の食について紹介しました。長期間の乗艦や限られた食材での調理だからこそ、それぞれのレシピには工夫をこらしています😊レシピはバリエーションが豊富でとても参考になるので、良かったら見てみてくださいね➡【海上自衛隊 艦めしレシピ】動画では、食にまつわる爆笑裏話も紹介しています。ぜひ砕氷艦しらせに体験乗船した際の動画と併せてご覧ください。では次回のブログもお楽しみに🎵
ポートサービスの公式アカウントでは交通船や横浜の魅力を発信中!
💁♀️ブログ
💁♀️YouTube