2023年03月07日 [横浜・みなとみらい情報]
横浜の都市伝説【横浜三塔物語とは?】
はじめに
3月10日は横浜三塔の日ということで、前回の投稿ではキングの塔・クイーンの塔・ジャックの塔を総称した横浜三塔を紹介しました。振り返りはこちらから☞【ブログ 横浜三塔】
そして今回は、横浜でまことしやかに囁かれている横浜三塔に関わる都市伝説を紹介したいと思います。ここはどこでしょう?答えはブログの中に🎵
願いが叶う?!横浜の都市伝説
震災を乗り越えて、横浜のシンボルとして高くそびえるキングの塔・クイーンの塔・ジャックの塔。この三塔を同時に見ることのできるスポットを全て回ると…
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…なんと願いが叶うんだとか。
それにしても、この三塔。それぞれ近くにあるので、同時に見るなんて簡単なのでは…?と思ってしまいます。というのも、いずれもみなとみらい線日本大通り駅から徒歩10分以内の場所にあり、ポートサービス本社からも近いんです。
というわけで、本社社屋から眺めてみました👀あれ?見えない😲
それもそのはず。ジャックの塔が再建されてからおよそ100年が経ち、三塔の周辺には高い建物がたくさん建つようになりました。つまり、三塔を同時に見ることが難しくなって都市伝説が生まれたというわけです。(写真中央の緑の屋根が横浜税関)
2023年現在、三塔を同時に見ることができるスポットとして知られているのは3か所。その3か所を全て回ると願いが叶うというのが、横浜三塔物語です。
横浜三塔 ビュースポット
現在、横浜三塔が一度に見渡せるビュースポットとして認知されているのは、以下の3か所。ちょっと見づらいですが、地図を参考にしてみてください🎵
❖赤レンガ倉庫
❖神奈川県庁・日本大通り
❖大さん橋国際客船ターミナル
ちなみに、下の写真は大さん橋から撮ってきました…小さいですが、キングの塔、クイーンの塔が見えますね。
でも、残念なことに令和5年3月現在、横浜市開港記念会館(ジャックの塔)は休館中。それが冒頭の写真です😂一度に見ることができるのは、休館明けの令和6年3月までお預けになりそうです。というわけで、ここからは横浜三塔を一度に眺められるスポット 番外編をお届けします💁♀️
番外編 休館中も楽しめる横浜三塔物語
◇番外編@日本大通り駅の壁画◇
日本大通り駅構内には、横浜三塔を一気に見ることができるスポットが存在します。『駅構内なのに、なぜ?』と思われましたか?では写真をどうぞ☟この壁画は横浜港今昔(よこはまこうこんじゃく)といい、みなとみらい線 日本大通り駅 地下1Fコンコース 改札前に設置されています。
制作のテーマは横浜港の過去から現在まで。外国人居留地として栄え、横浜の中心地として発展を遂げた関内界隈。三塔の愛称であるジャック、キング、クイーンの愛称も、外国人船員が付けたと言われています。西洋文化がいち早く入ってきた横浜ならではですね。
三面から成る壁画は、深い色彩を持つ日本古来の伝統素材である焼物を用い、豊かな横浜の歴史を感じさせてくれます。
ちなみに、原画・監修を務めた柳原良平さんは船好きとしても有名なイラストレーター。港町 横浜では柳原さんの作品にたくさん出会えます👀
◇番外編A横浜にちなんだタイル◇
ポートサービス本社近くの歩道には横浜にまつわるタイルがたくさん並んでいます。その中のひとつがこちら☟横浜三塔を一度に眺められますね🎵他にも赤い靴や帆船など、横浜の歴史にちなんだタイルが並んでいます。桜木町駅・関内駅・石川町駅の3駅から、山下公園まで並び、道行く人の目を楽しませてくれるこのタイル。「歩行者のための都市空間づくり」の一環として、横浜市によって整備されました。横浜・みなとみらい地区だと華やかな商業施設や景色に目を奪われがちですが、足元にも注目してみると、街歩きがもっと楽しくなるかもしれませんよ🎵
おわりに
いざ三塔が一度に見られる場所を訪れてみると、高くそびえるビルが立ち並んでいて、『見えないかも…』とヒヤヒヤしました😅
横浜市開港記念会館が休館するのは、令和6年3月まで。来年の3月10日には横浜三塔が揃って見られると良いですね。そして、皆様の願いが叶いますように🎵今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
資料引用
パブリックアート|日本大通り駅 「横浜港今昔」(柳原良平)|日本交通文化協会
570236.pdf